創業1917年の呉服問屋、江村商店。洋菓子の修行経験を持つ江村専務が、自社で扱う京友禅であしらった菓子皿に新たな可能性を見いだし、2014年より着物の生地をガラスでサンドイッチしたプレートを展開。この経験から、友禅生地をインテリアに活かす挑戦を開始。空間を飾る生地として新た...

西陣織の中でも「金襴」と呼ばれる分野で培った技術を活かし、独自のテキスタイルを製造。その高度で繊細な表現は見る角度によって様々に表情を変え、アート作品とも言うべき仕上がりとなる。壁紙や張地、アートパネル等国内外のホテルや高級宝飾店にも数多く採用されている。この魅力を更に拡げ...

大型機械部品の金属切削加工技術を応用した建材用パネル「刻鈑®」を開発し、製造・販売をしている。この写真データを加工して施した金属板は、見る人を感動させるほどの独特な表現媒体となり現代アートの価値も持つ。近年、銀座線銀座駅対向壁に採用されるなど事例が増えており、今後さらに注目...

京都の伝統工芸品である「京仏具・京仏壇」の技術である金箔押しを生業として、全国の寺社仏閣や文化財の修復や新調を手掛けてきている。近年は、金箔を施した財布、カードケースなどを発表。その発展系として葉の葉脈に金箔を独自技法で施した「GOLDLEAF」を開発。これらの挑戦を続け、...

1000年前よりの伝統技法を受け継ぎ独自開発により「金彩友禅」を完成し製造特許技法も有す。150色以上もの金、プラチナ、銀箔等を駆使した多彩な表現が可能。今回は、ガラス板に『直接』金彩友禅を描くデザイン建材の提案を行う。新規性の高い着物の加飾技法を活かした建材で、「光り」・...

1952年、機械製造業として創業。その後、プリーツ加工に特化した機械製造を行う。 現在、機械製造部門と共に、自社の機械を使用したプリーツ加工も始めている。また、型紙を使用するハンドプリーツにおいては、オリジナル型の製作により新たな柄を提案し、マシンとハンドの多様な組み合わせ...

1867年（慶応3年）に創業し、以来150余年、京都市内に店舗を構え漆塗りの原材料や刷毛や筆などの道具を販売している。そのどれもが一般的には珍しく、一見の価値あり。近年は、漆と金を使った修復技法「金継ぎ」が国内外で脚光を浴びていることから、その受注や教室も開始し大人気に。金...

1973年に設立。京都・滋賀を始め関西で国産材・集成材・銘木・建材の販売、家具工事やリフォーム工事を行う。2022年には、自社プロデュースによるインテリア小物・家具・建材ブランド「STYLE＋PLUS」を立ち上げる。ラグジュアリーな空間に似合う、京都生まれの材料や伝統技法を...

創業以来約150年におよび、掛軸や襖、屏風などに使う織物「金襴・緞子」を取り扱う。国宝や重要文化財の修復に携わることも多く、美術への関わりは深い。それ自体は主役ではないが、金襴緞子は、語り継ぐべき日本の美を支えている重要な存在だ。この織物を次世代へ。「金襴緞子のTORII」...

1988年に設立、精密機械部品加工を生業とする。小規模ではあるが、金属加工においてマニアックなほどの技術とこだわりで難切削や難削材の対応をすることを誇りとしている。タングステン、モリブデン、チタンなどの特殊材料も加工OK。ときに無理難題と思えるものにも応えてきたその対応力の...

百貨店・商業施設などの店舗什器やオーダー家具の製造を主に展開する、2代目の代表を中心に若いメンバーで構成された木工所。鉄、電気、ガラス、アクリルなど様々な企業とも連携する。柔軟な発想と多様で高度な技術による対応力で、木工の面白さを広めるべく、自社オリジナルのプロ向け店舗什器...

創業100年を越え、その歴史のなかで京都伝統の西陣織のほかに、戦時中にはパラシュート生地も手掛けていた特殊織物のエキスパートファクトリー。カーボン繊維による織物で世界唯一の技術も有す。今回は、SDGｓの観点から近年開発してきたペットボトルの再生繊維を使った壁紙をテーマに新た...